バナジウムとは
バナジウムとは地表に広く分布する原子番号23微量金属元素です。微量ミネラルの一つに数えられます。
1830年にスウェーデンの科学者であるセブストレームが鉄鉱石から生産される鋼材から発見しました。しかし、最初の発見者はメキシコのデル・リオで、1801年に発見しましたが、クロム化合物の一種であるとされ認められませんでした。
バナジウムは美しく色づくので、北欧のスカンジナビア神話に登場する愛と美の女神バナジスにちなんで名づけられました。
糖尿病のズミにバナジン酸ナトリウムと食塩をまぜて飲ませたところ、血糖値が降下しことからインスリンのように血糖降下作用があるとされています。
わかめやこんぶなどの海産物に多く含み乳製品や野菜などの食品にも含まれています。私たち人間の体にも微量ですが50~200μgほど存在します。
バナジウムの効果
バナジウムは、体内でインスリンと同じように血糖値を下げる働きをするため糖尿病治療に有効と考えられています。また毒素や老廃物を排出する働きや、尿酸値や中性脂肪やコレステロール値・血圧を下げるなどの効果も期待されています。
糖尿病対策で有名なバナジウムですが、メタボや高血圧や動脈硬化その他の成人病の治療や予防にも効果を期待できます。また、ダイエットに使用される場合もあります。
天然水に含まれる
富士山は、多くのミネラルを含む7層もの玄武岩層からなり、玄武岩に含まれるバナジウムが雪や雨水にゆっくりと溶け出して、地底深くで伏流水となります。
そのため他の地域の水に比べて、富士山麓の伏流水にはバナジウムが高濃度に含まれているのです。
